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★特集:シママース(vol.040)
やっと晴れ間が見え始め、沖縄らしい天気になってきました!だって今年の2月、雨が降らなかった日が2日しかなかったんですって。まるで梅雨みたいなじめじめした毎日だったんです〜。そんなわけで太陽の光がとても嬉しく感じます。
今回はシママースのお話。マースは沖縄の言葉で塩のこと。一般的に沖縄の家庭で使われているシママースは、粒が粗く、湿り気があってコクのある味が特徴の天然塩です。塩の旨みは塩化ナトリウムとにがりのバランスが決め手といわれていますが、このシママースはそのバランスがとても良いみたい。某有名シェフも愛用、なんて記事を見かけたくらいです。
家庭では魚のマース煮なんかが代表的料理。まさに塩で煮ただけのシンプルな料理ですがシママースが味をひきしめ、魚の風味がひきたつ味は絶品!深いコクと濃厚な旨みのシママースだからこそのお味です。こだわりの沖縄料理にチャレンジするならぜひ使ってみたいところです。
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★特集:パッションフルーツ(vol.039)
最近はめっきり日が長くなった沖縄です。昨日、仕事のあとにおでかけしたら6時をとっくにまわっているのに明るくて。夏が待ち遠しいですね♪
今日はパッションフルーツのお話。沖縄にたくさんある熱帯フルーツのひとつで、上品な香りが人気です。外側は固くてまるで卵みたいなんですが、割ってみるとこんなに鮮やかな実(というかタネ)がつまっています。タネはゼリー状でプルプルした袋にはいっていて、これをスプーンですくっていただきます。食べてみると、甘酸っぱい!タネをかむとよけいに酸っぱいので注意。ちょっとシロップを足したほうが食べやすい感じでした。素晴らしい香りなので、アイスにかけたり、カクテルやお菓子作りに使ったりするのがオススメ。
ところでパッションフルーツの語源ですが、Passionはキリスト受難の意。花の形が十字架にかかったキリストの姿に似ていることからこの名前になったそうです。
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★特集:生年祝い(vol.038)
先週の暖かさが嘘のように、今週は寒いんです〜。とにかく雨ばっかりで、気温の変動も激しいので、体調を崩しそう…。おうちに帰ったらうがいして手を洗って!
ところでみなさん、十三祝いって知ってます?生まれ年の干支が再び巡ってきた節目を祝い、大人への成長を願う日本古来のお祝いなんだそう。内地ではあまり耳にしませんが沖縄では七五三のように晴れ着を着て写真撮影するのが普通なんです。このように生まれ年の干支を祝うのがトゥシビー祝い。旧正月のあとの初めの干支の日に行われ、今年は知人の娘さんが酉年なので、2月18日にお祝いしました。そんな日は写真のように豪華に飾り付けた料理でトゥシビーをお祝いします。昔は早婚で、生家で迎えるトゥシビー祝いが一度しかなかったことから、女の子の十三祝いは盛大なお祝いだったらしいです。とにかく行事が多くて写真が好きなうちなーんちゅらしく、大変な一日でした☆
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★特集:沖縄とマーガリン(vol.037)
沖縄はもうすっかり春のような暖かさ。Tシャツや島ぞうり(ビーサンのこと)でも全然平気!過ごしやすい日になってきました。
ところで沖縄とマーガリンは、ちょっと特別な関係にあるみたい。というのは、スーパーなどでよくみかけるのが写真のようなハードタイプのマーガリンであることからも伺えます。どうやら復帰前から輸入がさかんだったのがこのハードタイプのマーガリンだったからのようで、沖縄ではマーガリンを料理に使うことが多いみたいです。中味もこんなふうに小分けされ、包装紙にグラムが表示されていてまるでバター。ちょっとおしゃれで、料理用に使いやすく作られているんですね。マーガリンで炒めるとお肉にも香りがついて、いつもと違った味が楽しめます。お試しあれ☆
ちなみにマーガリンの語源はギリシャ語の「Margarite(真珠)」。製造中にできる脂肪の粒子が真珠のように見えたのでこう名付けられたそうです。
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★特集:こんぺん(vol.036)
最近の沖縄は雨が多くてへんな天気。もうぜんぜん寒くなくて、むしろムシムシしているみたい。そろそろ桜も咲いてきたし。さすが南国!今日2月9日は旧正月。那覇では特に変わりないんですが、糸満では学校もお休みだとか。
ところで今回は沖縄のお菓子「こんぺん」をご紹介。漢字だと薫餅とか光餅と書いて、くんぺんとも読みます。琉球貴族が好んで食べ、また祝祭時のお供えにも使われていたという歴史のある琉球菓子のひとつです。皮は小麦粉を卵と砂糖でこねてつくり、中にはゴマ餡をいれるというのがこのこんぺん。今はまちぐゎーや普通のスーパーで売られていて、そういうこんぺんの中はピーナツの餡で、よりねっとりした印象です。見ためはまるでどら焼きなんですが、食べるとけっこう固くて、とっても美味しい!皮も餡も、ぎゅっとつまって密度が濃く、重量感があるのに後味がよくて…。熱ーいお茶といっしょにいただくのがいちばん!
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★特集:てびちおでん(vol.035)
全国的な寒波が訪れているようですね。沖縄も雪こそ降らないものの、とっても寒いです。水が冷たい季節ですが美味しいお料理で体の中からあったまりましょ☆
冬にあったまる食べ物といえばなんといってもおでん!おうちに帰る道すがら寄るコンビニでも、ほかほかと湯気がのぼるおでんが魅力的です。沖縄のおでんはちょっと変わっていて、てびちが具として入っているんです。しかもこのてびちおでんが、ふつうのてびちの煮付けよりもなんだか美味しい。実はふつうのてびちはちょっと苦手という人も、おでんになっているものは大好きという話、よく聞きます。柔らかくてだしがよーく染み込んでいて、口にいれたとたんほろりと崩れるような食感がたまりません☆大根や昆布との相性もよいし、てびちを具にすることでおでんそのものにもコクが出て美味しくなるそう。ぜひお試しあれ☆
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ティビチ汁のレシピ→ |
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★特集:鬼餅・ムーチー(vol.034)
ムーチービーサ(沖縄で一番寒いといわれる日)も過ぎて、最近はだいぶあったかいです。さすがに夜は冷えるんですけどね。元気出していきましょー。
さてこのムーチー、鬼餅と書いてこう読みます。旧暦の12月8日につくって食べる沖縄のおもち。もち粉と砂糖と水をねって、さんにん(月桃)の葉に包んで蒸して作ります。内地でいう柏餅みたいなものなんですが、もち米ではなく粉なので、どちらかというと、ようかんかういろうみたいな食感。さんにんの香りが強く、なかなか美味しいです。沖縄では旧暦の12月8日に一番寒い日になり、そのことをムーチービーサと言い、この日にムーチーを食べると一年健康でいられるといわれているそう。子どもの健康を祈って、という意味もあるようです。最近は一年中スーパーで売っているようなので、一度試して、健康を祈願してみては?
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Stone-Roasted
Sweet Potato
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★特集:石焼きイモ♪(vol.033)
最近はへんな天気がつづいている沖縄です。まーさんコラムでも読んでお菓子でも食べておうちでぽかぽかあったまってるのがいちばん幸せみたい。
さてさて。冬の風物詩、「いしやーきイモ〜♪」の声はここ沖縄でも聞こえてくるのです。ああ、おいしそーう…。誘惑に負けて財布をもって外にダッシュ。小さなトラックからは香ばしい香り。何がうれしいんだかわからないんですけど、なんだか心までホカホカ。
沖縄とはいえ、これはふつうのサツマイモ。ごろごろ大きくて、あっつあつ!割ってみると中までしっかり焼けていて、湯気がふわ〜っとたちのぼります。ほくほく、はふはふ、美味しいです。
紅いもの石焼きイモもあるらしく、サツマイモより甘みが強いとされているのできっと美味しいハズ!サツマイモは食物繊維が豊富なことで有名。たまに食べる焼きイモは心も身体も喜びます☆
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